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プノンペン経済特区(PPSEZ)は、SEZ内の労働者の生活水準を向上させる取り組みとして、3000戸の住宅建設を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
また、住宅の建設と同時に、店舗、カフェ、託児所、診療所、公園など住民の基本的ニーズを含んだSEZ内コミュニティの発展を目指すとしている。
これは、国連開発計画(UNDP)と持続可能な開発の設計を目指す世界的NPOビル・トラスト・インターナショナルと協力して行われ、住宅デザインは国内外のデザイナー、エンジニア、建築家、学生によるコンペで行われる。
カンボジアUNDPのナショナルディレクターは、「同プロジェクトは、再生可能エネルギー、廃棄物管理、適切な雇用、手頃な価格の住宅など、国連による持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する。目標達成には、伝統的なSEZから、よりクリーンで効率的で、環境に優しい、かつSEZ内や地域社会に必要なサービスを提供する「持続可能な」SEZへの移行が必要だ」と述べた。
急速な都市化により、低所得労働者がプノンペンに流入しているため、手頃な価格の住宅への需要が高まっている。
優勝者には2万ドル、2位、3位、4位、5位にはそれぞれ5000ドルの賞金が授与されるという。