カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2018年2月19日
  • カンボジアニュース

プノンペンのオフィススペース 供給と占有率の増加と[経済]

news_201802192
(c)Phnom Penh Post

 プノンペンのオフィス供給量はグレードAを含め増加し、占有率も増加している。プノンペンポスト紙が報じた。

 2014年にオープンしたヴァタナックキャピタルタワーに次いでプノンペン2番目のグレードAオフィスビルであるエクスチェンジスクエアのオープンに伴い、オフィススペースの市場はより多様に、競争力が高まった。

 カンボジアの不動産企業CBREの報告書によると、プノンペンのオフィススペースは2017年末に33万5000平方メートルに達し、占有率は2009年以来最高の約90%に上昇した。同報告書はその要因を、中国から進出する企業やプノンペン企業の事業拡大によるものが大きいとした。

 2018年2月現在、プノンペンのグレードA のオフィススペースは全体の16%、グレードBのオフィススペースは20%、グレードC は64%となった。

 グレードAのオフィススペースの平均賃貸料は、1平方メートル当たり28ドルから30ドルで、グレードBの建物は1平方メートル当たり平均18から25ドルであり、グレードCの建物の賃料は1平方メートル当たり10ドルから15ドルだ。

 今年も複数の新しいオフィスビルがプノンペンに建設される予定だ。

関連記事
経済
プノンペン住宅市場、都市化の進展で国内需要が急増[経済]
(22日)
政治
カンボジア「カラー革命」報道、米国の介入疑惑で物議[政治]
(12日)
経済
第3四半期に小規模ビジネスローン増加も、不動産市場は冷え込み[経済]
(01日)
政治
シアヌークビルの未完成建物問題、政府の支援策に期待も解決は未だ[政治]
(10月30日)
観光
カンボジア、タイ提案の「6カ国1目的地」観光ビザを検討[観光]
(10月23日)
社会
カンボジア租税総局、税負債の分割払いを最大3年まで許可[社会]
(10月21日)
あわせて読みたい
注目
最新のプノンペンお買い物スポット エクスチェンジスクエア!
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 vol.3
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 2/2
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 1/2
業界
これ以上無いほど徹底して利便性を追求[不動産]ジュリアン・ホー チェニー・チャン
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース