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英貿易大使は、英国のEU離脱はカンボジアと英国の二カ国間貿易に悪影響を与えることはないと明言した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアは、武器の輸出以外の関税を免除する最恵国待遇制度、EBA(Everything But Arms)協定を英国との間で取り決められており、英国はカンボジアにとって最大の輸出国の一つだ。
カンボジア外務国際協力省と英貿易大使の間で開かれた会談の中で、英大使は、「英国がEUを離脱することでカンボジアへ悪影響を与えることはない、むしろ今後も二カ国間の貿易は強化されていくだろう」と強調した。
一方でカンボジア政府は、英国政府にコメや胡椒などの農産物を輸入するように呼びかけた。
昨年の総二カ国間貿易額は10億3000万ドルで、このうちカンボジアの英国への輸出額は10億1000万ドルだった。