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来年には、カンボジアのパーム油が日本市場に初めて出荷される予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。
モン・リッティグループのオーナー、モン・リッティ氏が、「我々の投資会社が、現在パーム油の購入に関心のある日本企業と交渉している」と語った。
パーム油を専門とするこの投資会社は、シアヌークビルに1万6000ヘクタールの農場を所有している。また同氏は、「日本企業は、我々のパーム油が品質基準を満たしているのを確認している」と述べた。
農林水産省の担当責任者は、「日本政府の要求基準に対する詳細な調査が必要だ。失敗した企業は非常に多い」と、新市場とその輸出要件を慎重に検討し出荷を進めるよう求めた。
近年、パームの原油価格が急落し、多くの地元生産者の生計を危うくしている。モン氏は、「この売買契約は、特にパーム油の価格が回復した場合、初めての大きな取引となる。これは業界にとって大きなニュースだ。カンボジアへの投資が増えることを期待している」と付け加えた。