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今年2月に政府が発表した一部の商業銀行やマイクロファイナンス機関に対するロゴ変更命令を受け、サタパナ銀行は新たなロゴを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
同行は、マルハンジャパン銀行と大手マイクロファイナンス機関のサタパナ社の合併により昨年設立されており、同行の加藤紀彦CEOによると、カンボジア全土にわたる168支店の変更を含め、ロゴ変更には200万ドル発生したという。
同氏は、「革新的な商品やサービスを通じて、カンボジア人の生活向上に寄与しながら、より幅広い顧客層へアピールしたい。新しいブランドアイデンティティの開始は、わが行の変革において重要なステップだ」と述べた。
フンセン首相は今年2月、すべての金融機関が「民間機関」という言葉を施設に表示しなければならず、政府のエンブレムに似ているロゴを持つ機関は変更しなければならないと発言。遵守しなかった場合は、ビジネス免許を撤回すると警戒した。アクレダ銀行や、カンボジア最大規模のマイクロファイナンス機関であるプラサックも既にロゴ変更を行っている。