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カンボジアの農林水産省は、農業従事者が減少する中で、農業の機械化を優先している。クメールタイムズ紙が報じた。
13 日、ヴェイン・サコン農林水産大臣は、カンボジアの農業従事者数が急速に減少している点を指摘した上で、「セクターの労働力不足を解消するため、同省は灌漑設備の導入を通じて、農業機械の使用を拡大する予定だ」と語った。
農林水産省の局長は、「土壌や気候に適した機械設備を研究中であり、また、農家に対して、新しい設備の運転や保守に関する訓練機会を提供している」とした。また同氏によると、設備の調達に必要な資金の融資を利用することが可能だという。
先月、米国国際開発庁(USAID)は、カンボジアの金融機関3社と共同で、農業開発を支援するために最大1500万ドルを融資支援すると発表している。
トラクターなどをリース販売しているRMAカンボジアのCEOは、「農業からの収益が少なく、ローンの返済に問題が生じても、農民は融資により支援を受けることができる」と話している。