(c)Phnom Penh Post
先週金曜日に経済財政省が発行した2018年の国家予算案によると、政府は来年度の計画予算に合わせて、特別引出権により14億ドルを追加借入し、2018年末までに国家債務総額は76億ドルになるとしている。プノンペンポスト紙が報じた。
国家予算案では、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)、中国、日本、韓国、仏国、インドが承認した、観光、医療、農業、教育を対象とした国のエネルギーとインフラ整備に関連する26のプロジェクトが予算増加の要因であるとしている。
政府はさらなる31のプロジェクトを検討しており、承認されれば、来年度の国家債務総額を26億ドル増加の、88億ドルに引き上げる考えを示した。
政府の広報担当者は、「今回の借入金はカンボジアのGDPの40%以下であり、国は返済を強化しながら経済成長促進のために引き続き借用しなければならない。増税により、開発プロジェクトに必要な債務の返済が見込める」と語った。