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数ヶ月前にカンボジアで営業を開始している世界第2位の香港系生保、AIAグループは、同国市場に対して楽観的である。クメールタイムズ紙が報じた。
AIAのヌケン・ホオイCEOは先週、香港で開催された会合で、「カンボジアは他国と比較し保険の浸透率が低いが、若い労働力を背景に将来の成長の余地があり、多くの肯定的な兆しを見せている。強力なセールスチームを築き、既存の銀行と協力し、被保険者となることの意識を高めるよう努めている」と語った。
AIAは5月にカンボジアで正式に事業を開始し、国内で6番目の生命保険会社となり、現地市場に参入した。
カンボジア保険協会(IAC)のデータによると、生命保険および損害保険分野の保険料は2015年に前年比38%増の8550万ドルに達した。
また、2017年の第1四半期に、非生命部門の保険料は2300 万ドルに達し、昨年の同期間に比べて20.3%増加。生命保険では、第1四半期の保険料は、前年同期の400 万ドルに対し、890万ドルに達した。
それでも他のASEAN諸国と比較すると、カンボジアの保険普及率は依然として低く、カンボジアの保険部門の発展は、経済財政省の10年間の金融開発戦略の優先事項となっている。