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27日、内務省は犯罪の取り締まりや政府の成果に関する放送に焦点を当てた新しいテレビ局、NICE TVを開設した。クメールタイムズ紙が報じた。
NICE TVは、内務省と中国企業のナイス・カルチャー・インベストメントグループ(NICE Culture Investment Group)との共同設立となっており、4月に試行開始し、27日に正式に開設されたという。テレビ局には900万ドルが投資されており、その内訳として、300名のスタッフが務める7階建ての本社建物に300万ドル、設備に400万ドル、その運営に200万ドルとなっているという。
情報省のキウー・カニャリット大臣は、NICE TVについて、国内で23番目に設置されたテレビ局であり、中国とカンボジアの文化交流も可能にするだろうと述べた。内務省のソー・ケーン大臣は、NICE TVは安全保障関連の放送に重点を置くとしているが、エンターテインメントやその他のニュースも報じると述べ、「関係機関や警察に大使、内務省に対し、テレビ局へ情報提供するよう要請する」と述べた。