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国土整備・都市化・建設省は、外務国際協力省に登録されていない外国人建築家や技術者に対して、追放等の措置をとる予定だという。クメールタイムズ紙が報じた。
同省長官は、「彼らは専門資格を持つカンボジア人の仕事を奪っている。我々は最近カンボジアで働くすべての建築家やエンジニアに、建築家連盟や法務省への登録を命じた。登録確認のため、工事現場の点検をしており、特に外国企業が命令に違反すると、国外移送なども辞さない。地元の建築家やエンジニアの雇用創出に必要だ」と付け加えた。
カンボジア建築家委員会(BAC)の副会長であり、パンナサストラ大学の建築・都市計画学部のトゥース・サプーン学部長は、「カンボジアの建築家やエンジニアにとってより多くの機会を与えることと、行動規範の強化が必要だ。これは外国人だけでなく、地元の人々のためでもある。彼らは仕事を始める前に、専門機関に登録するのが義務だ」と述べた。
同省のチア・ソパーラー大臣は4月、建設業界が今年も強い成長を維持できることを予測し、「この成長に伴い、同省への登録は41の設計会社と959の建設会社を含む1000社ほど増加し、建築家は2435人、エンジニアは3万人に上る。これは1日あたり19万から20万人の雇用を創出する」と話した。一方上半期には、40の設計会社と966の建設会社を含む1006社がライセンス登録をし、うち408社が外国企業だった。