(c)Phnom Penh Post
租税総局(GDT)は7月18日、カンボジアとタイの税務当局が、二重課税協定(DTA)を迅速に進めることで合意したと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
この協定により、両国の税務当局は最終草案を作成するたの共同チームを発足させる。
またカンボジアは現在、配当金や利子、ロイヤルティなどの源泉徴収税の削減、脱税の防止を目的として、シンガポールや中国とDTAを締結、また韓国、香港、ロシアとも協議中である。
在タイカンボジア大使館の担当官は7月19日、「長期的にみて、DTAは両国の投資家に利益をもたらす。タイの投資家にとってカンボジアがより魅力的に映るだろう」と述べた。
タイ商務省のデータによると、カンボジアの農業、製造業、観光業、小売業、デジタルファイナンス分野に投資するタイ企業は200社以上にのぼり、カンボジア開発評議会によれば、昨年、政府は約1億2200万ドル相当のタイ投資を承認している。