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国際的な不動産会社CBREが、2017年第1四半期におけるカンボジア・プノンペンの不動産情報を公開した。
建設への投資量が増加した昨年とは対照的に、今年第1四半期の建設プロジェクト数は承認されているもので前年同時期から22%減少。合計786のプロジェクト数で、総額12.8億ドルと見られる。
また、プノンペンの主要地区全体の地価は平均3.5%上昇。開発の増加とともに、著名な商業開発や中心部までの交通網のインフラ整備が中心部以外の地価上昇をもたらしている。実際、AEON2号店が建設中のセンソック区の地価は前期比11.8%の上昇となった。
またプノンペンは今年、コンドミニアム供給の重要な波を迎えるという。
今年第1四半期には2つのプロジェクトが売り出され、合計1055室が供給されている。CBREによると、今年の第2四半期にはコンドミニアム建設の完成により新たに1500室以上が提供され、今年末までには計7000室前後が追加される。質の高い仕上がりとデザイン、好条件の位置を備えたプロジェクトは、第1四半期において好調な販売を見せた。