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カンボジアとタイは観光業に関して協力する合意を推進していく。クメールタイムズ紙が報じた。
27日、カンボジアのタオン・コン観光大臣とタイのゴーブガーン・ワッタナワラーングーン観光・スポーツ大臣との会談で発表された。
共同声明の中で両国は、カンボジアとタイは「二つの王国、一つの目的地」キャンペーンを共同で推進していくためにあらゆる手段や活動の約束をしたという。
太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel Association=PATA)のカンボジア支部会長は、「ほとんどの外国人観光客は、カンボジアよりもタイのことを良く知っており、航空輸送もタイに依存しているため、観光の促進をむしろ別々に行うことはできない」と話し、このキャンペーンは、より多くの外国人観光客にカンボジアを知ってもらうことができると歓迎した。
昨年、カンボジアは海外から500万人の観光客を受け入れ、このうちの35万人はタイからの観光客であった。今年の1、2月にかけて、カンボジアは既に100万人の観光客を受け入れ、タイからはおよそ7万人が訪れている。