カンボジアとベトナム間の貿易額が今年初めの2か月で21.2%上昇し、約6.24億ドルを達成。野心的な経済目標に向かい前進した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアのベトナム大使によると、ベトナムは昨年においてカンボジアの3番目に大きい貿易相手国であり、ニ国間における貿易額は30億ドルに到達した。
さらにベトナムは2016年、カンボジアへの投資家の上位5人を占め、183個のプロジェクトに28.5億ドルの投資を登録している。伝統的な友好と好ましい地理的状況、両国政府の関係が、経済、貿易、投資協力を促進するための基盤になると同氏は説明する。
商業省のスポークスマンは、ベトナムとのビジネスは国境貿易協定が調印されればさらに促進するだろうと説明する。同氏によると、最近、当局が協定の締約に向けベトナムの商工省と協力しており、今年中には調印される見込みだ。
さらに同氏は、両国間には正式な貿易協定における国境貿易の条項があるが、それは「時代遅れ」だと指摘。この国境貿易協定は、両国間の貿易を問題なく透明性を持ったものにするため、現代的な問題に焦点を当てると発言した。10月、50億ドルまでの貿易額押し上げを狙い、カンボジアはベトナムに対し、カンボジアからの輸入に対しバイオセキュリティ対策及び検疫の取り消しを要求した。