(c)The Cambodia Daily
「中国とカンボジアの貿易は、昨年は48億ドルまで膨らんだ。前年と比べ2億ドル増加した。一方で中国政府は、カンボジアに42億ドルの補助金や貸付金を与えている。中国は、カンボジアの最大の投資家であり、中国からの投資は、過去10年に渡り、毎年最低でも26%増加している」と、フン・セン首相は発表した。カンボジアデイリー紙が報じた。
貿易のバランスはとれておらず、織物、機械、電子機器など中国製品の輸入が、39億ドルであり、米やゴムなどのカンボジア製品の輸出は、8億3千万ドルである。
2015年の商業省の統計によると、ニ国間の貿易総額は43億ドルと、2014年の37億5千万ドルより増加した。
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の関係者は、「カンボジアの中国との貿易赤字は、カンボジアの地域産業の欠落と、中国からの急激な投資の2つの要因からだ。カンボジアは中国からの輸入に高く依存していることを意味する」と述べた。