オーストラリアのシドニーに本部を置く独立系の航空市場シンクタンクCAPAは、カンボジアの航空会社が有望な中国市場の一部を獲得しようとする場合、他の国際航空会社との厳しい競争に直面し、カンボジアの小さな市場で足場を得るのに苦労するだろうと指摘した。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジアアンコール航空、スカイアンコール航空、カンボジアバイヨン航空、バサッカ航空の4つのカンボジアの地元航空会社はすべて、中国市場への展開を焦点にしている。
CAPAの調査によると、地元航空会社4社は合計17機の航空機を所有するが、ベトナム航空、バンコク航空、タイ航空、中国南方航空などと競争しなければならず、地元航空会社には外国の航空会社と競争するための規模とリソースが不足していると指摘している。
今年、カンボジアから中国と韓国への政府の承認を求めているスモールプラネット航空(Small Planet Airlines)のスティーブ・キムCEOは、「外国人航空会社との激しい競争は避けられないが、カンボジアの航空会社が観光の高い時期にニッチを切り開く可能性がある」と述べた。