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カンボジアの著名銀行家ブン・モニー氏が、長年務めてきたサタパナ銀行のCEOを辞任した。ブン氏は、小規模NGOからマイクロファイナンス機関サタパナを立ち上げ、国内第3位にまで押し上げた。最近サタパナは商業銀行へと転身したばかりだ。
プノンペンポスト紙によれば、同氏は今月1日にサタパナ銀行を辞任しており、すでに新設マイクロファイナンス機関のヴィタイ・マイクロファイナンスの理事長に就任している。同機関は今年10月31日にマイクロファイナンスのライセンスをカンボジア中央銀行より付与された。
同氏はプノンペンポスト紙の取材に対し、「難しい決断だった。サタパナは日本からの投資によって商業銀行になったが、方向性に相違が生じた。文化的相違もあり、一緒に働くのが難しくなった」と語った。
サタパナ銀行の総資産額は7億7200万ドルで、マイクロファイナンス機関サタパナ社と日本企業のマルハン・ジャパン銀行との統合により設立された。貸付残高の総額は5億3300万、総預金額は3億6700万。
ブン氏は、「私の関心は、クレジットを必要とする人々のために融資をすることだ。ヴィタイ・マイクロファイナンスはカンダール州とプノンペンにしか拠点のない小さな機関だが、今後の拡大を期待している」と語った。
また、「カンボジアでのマイクロファイナンス業界は過去20年間で大きく変化してきたが、今後も成長する余地がある。外国から業界へ引き続き投資されることにも期待したい」と述べた。