(c)Phnom Penh Post
カンボジア農林水産省のヴェイン・サコン大臣が、今月1日に開催された民間セクターとの会合で、国内の精米業者について苦言を呈した。プノンペンポスト紙が報じた。
ヴェイン大臣は、「コメ産業が現在抱えている問題は外部的なものではないと考える。精米業者がコメ農家を真剣に支える気がない」と述べ、また同氏は、「政府が既に決定した精米業者への2700万ドルの融資について、たったの150万ドルが一部の業者に融資されただけだ。コメセクターの問題は、本当に資金不足なのだろうか」と疑問を呈している。
融資する側である農村開発銀行(RDB)のカオ・タッチ氏は、「我々からの融資は複雑ではなく、迅速に提供されている。なぜ、精米業者らが融資に対して消極的なのか理解できない。本当に資金不足に直面しているならば、このような状況にはならないはずだ」と述べた。
カンボジアコメ協会(CRF)のソック・プティブット会長は、「金利7%は高すぎる。RDBからの融資を本当に必要だが金利は商業銀行のものより低くあるべきだ」と主張している。
ヴェイン大臣は、CRFは予算の透明性を早急に改善すべきだとしている。