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  • 経済
  • 2016年12月3日
  • カンボジアニュース

ロシア通り沿いにハノイ通りまで続く新高架道路が周辺地価の上昇を後押し[経済]

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(c)Khmer Times

 2017年完成予定で、現在ロシア通り上に建設中の高架道路が、周囲の地価を押し上げると関係者が述べている。高架道路は、ロシア通り沿いをハノイ通り(St.1019)の交差点近くまで走り、全長611m、幅16.5mで、中国政府によって資金供給を受けている。

 都庁の広報担当者は、「高架道路の主な目的は、ロシア通り沿いの交通渋滞を緩和することで、同プロジェクトは既に30%完了しているが、一般開放にはもう一年かかるだろう」と話した。

 センチュリー21メコンのチレク・ソクニムCEOは、「高架道路建設によって、周辺に住む人々が、簡単に都中心部に通勤でき、交通渋滞問題は解決されるだろう」と述べ、また、「高架道路はロシア通りエリアの地価を押し上げる。アン・ドゥン病院(Ang Duong hospital)から7マカラ区の地価は、平方メートルあたり3700から6000ドル。7マカラ区の高架道路からプノンペン国際空港は2500~3500ドルにもなる」と付け加えた。

 CL不動産のシアー・チャイリンCEOは、「同道路は、空港への移動に使用され、プノンペンで最も忙しい道路の一つになるだろう。ロシア通り沿いで最も地価の高い場所は、通りの東側でビジネスの中心でもあるカナディアン銀行タワーとバタナックキャピタルタワー周辺だ」と述べている。

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