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鉱工・エネルギー省は、ラタナキリにて金の採掘を行おうとするインド企業、メスコゴールド社に対して、国内初の採掘ライセンスを発行した。
カナダに本社を置く鉱物探査会社アンコール・ゴールド社は、北西カンボジアで6つの探査ライセンスを保持しており、O’Yadaw地区のライセンスを190万ドルでメスコゴールドに売却した。製錬所のロイヤリティは2~7.5%だという。同社のCEOは、「カンボジアの鉱業を世界クラスにまで発展させるための基盤を整備する」と述べた。
メスコゴールドの会長は、「我が社がカンボジア初の採掘ライセンスを付与されたことで、国内鉱業の新たなステージが始まった」と述べ、8月、カンボジア開発評議会(CDC)は同社への最終登録証明書を発行した。
また8月には、オーストラリアの鉱山会社ゲオパシフィックリソースが、プレアビヒア州に金鉱床を発見したと発表し、また、同社は表面近くに広く堆積している高濃度の銀も見つけたという。同月にはアンコール・ゴールドも、モンドルキリ州のKoanNheakで分析中の地面サンプルから金を発見している。