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カンボジアの保険業界はタイやベトナムなどの近隣諸国に比べていまだ成長途上だが、人材開発と伴った成長可能性がある。クメールタイムズ紙が報じた。
経済財政省の担当部局責任者であるイン・ミアトラ氏は月曜日、見込み客からの信頼を得るため、保険業者は保険商品やリスク管理スキルの発展を促進すべきだと発言した。
クメールタイムズ紙によれば、他のASEAN諸国と比較してカンボジアでの保険普及率は依然として低く、2015年の生命保険・一般保険料の収入はGDPのわずか0.45%にしか相当しない。マレーシアでは生命保険料収入がGDP比3.3%、非生命保険料金収入が4.3%に相当、シンガポールではそれぞれ前者がGDP比4.3%、後者が1.5%に相当する。
カンボジア保険協会会長のフイ・バタロ氏は、「カンボジア経済の成長とともに、人々が保険加入の重要性を理解するようになってきた」という。フイ氏によれば、2014年に比べて2015年の生命保険・非生命保険料金の収入は約38%上昇した。また、生命保険料金に限れば、今年第一四半期の収入は890万ドルで、前年同時期は400万ドルだった。
カンボジア大手保険会社フォルテ保険のジェネラルマネージャーは、「近年、カンボジアの人々は裕福になるにつれ、保険に関する知識を持つようになった」と語った。