プノンペン・ボンケンコン1地区(BKK1地区)での建設を狙う大型コンドミニアムのデベロッパーが、現地の古いアパートメントの所有者の脅威になっていると、クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア不動産協会(CVEA)会長のキム・ヘアン氏は、「BKK1地区で5階建て未満だったりサービスに不足のある小規模アパートは、デベロッパーに買い取られ、モダンで人気のある高層コンドミニアムに取って代わられるだろう」と予測する。
一方で不動産会社カムトッププロパティのジェネラルマネージャーは、アパートメント市場がコンドミニアム市場との競争にさらされているという見方に異を唱える。
同氏は「コンドミニアムとアパートには大きな違いがあり、各アパートは単一所有者が複数テナントに貸し出しているが、コンドミニアムには複数の所有者がいる」と指摘し、「どちらにとっても立地が重要だ」と述べた。