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マレーシア系縫製工場、グローバルアパレルリミテッドが、受注不足を理由に今年10月までの工場閉鎖すると発表した。
同社スタッフによると、「ベトナム、バングラデシュとは特に競争が激しく、生産性を比較した場合、我々は他国よりも低い」と、低コストで生産性の高い他国との競争に直面していたと言う。また、「工場を10月以降も稼働しようとした場合、労働者に賃金を支払うことができない」と語る。
労働者運動集団連盟(Collective Union of Movement of Workers=CUMW)の関係者は、「会社の主張を完全に信じられない。多くの企業が賃金や税金の支払いから逃れるために閉鎖し、新しい場所で再稼働させる」と述べた。
工場は現在約2,000人の労働者を雇用し、米国、欧州、日本向けの輸出をしている。