(c)Phnom Penh Post
5月26日、日本とカンボジアは正式に航空業務協定を結び、両国間の直行便と貨物サービスを可能にするとプノンペンポスト紙が報じた。
この協定は関税等の免除や輸送力決定の基準、運賃の確定手続、航空の安全・保安のための措置の確保等について規定するもので、これにより日本とカンボジア間の安定した定期航空便の運営が可能となり、人的及び経済的交流が一層推進されることが期待されるとしている。
カンボジア外務省の広報官によると、全日本空輸(ANA)の新直行便は、東京―プノンペン間で9月1日にサービス開始の予定で、両国間の観光と経済において、さらなる強化拡大になると話す。
プノンペンポストの取材に応じたカンボジア商工会議所の顧問のホー・ワンディ氏は、「直行便は日本とカンボジアの旅行客数増加だけでなく、乗り継ぎを行う外国人観光客にも役立つ」と述べた。
2015年カンボジアへの日本人旅行者数は20万人で、これは韓国やベトナムに次ぐ第6位。ANAは116の国内線と83の国際路線を運営して収益と乗客数において日本最大の航空会社である。