(c)Phnom Penh Post
カンボジアのビジネスコミュニティは4月28日、世界経済フォーラムASEAN会議(World Economic Forum on ASEAN)が2017年にカンボジアで開催されることを歓迎し、投資家へのアピールに役立つと話した。
カンボジア国際ビジネス商工会議所(International Business Chamber of Cambodia=IBC)のブレットン・シャーロニ会長は、「フォーラムの開催はカンボジアにとって素晴らしいニュースであり、同国がASEANにおける重要な経済国としての評価が向上することで、その後のビジネスの展開が期待される」とプレスリリースで述べた。ASEAN会議は2017年5月に開催予定で、700名の参加が見込まれている。
プノンペンポスト紙によると、世界経済フォーラムのマネージングディレクターのフィリップ・レスラー氏は、「地域会議は世界経済フォーラムのイベントの中でも注目すべきものであり、21世紀の急速な経済発展の機会と課題においてカンボジアにおける開催は説得性が高く、来年のASEAN会議は非常に特別なものになるだろう」と話す。
世界経済フォーラム東アジア会議は、2012年タイ、2013年ミャンマー、2014年フィリピン、2015年インドネシアで開催された。公式WEBサイトでは今年から名称をASEAN会議と変えており、マレーシア・クアラルンプールにて開催する。