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  • 2018年3月2日
  • カンボジアニュース

カンボジアへの年間観光客数 700万人の目標目前[観光]

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(c)Khmer Times

 カンボジアは、昨年の2桁成長に続き、2018年には610万人の外国人観光客を迎える。2020年までに年間観光客数700万人にするという目標は到達することが確実視されている。クメールタイムズ紙が報じた。

 タオン・コン観光大臣は省の年次会議で、「直行便の影響から、観光客の国別では中国が引き続きトップだ。中国人観光客は2018年に170万人、2020年に少なくとも250万人を見込んでいる。今年はエコツーリズムの発展とサービスの質の強化に焦点を当てる。優先事項は、レストラン、ホテル、リゾート、そしてトイレの衛生基準を高めることだ」と述べた。

 官民観光ワーキンググループの共同議長は、観光業の業績を賞賛し、「今後重要なのは観光の多様化だ。遠い国を結ぶことができる航空会社の誘致や、観光客の滞在日数を延ばす必要がある」と話す。

 太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel Association=PATA)のカンボジア支部会長は、「カンボジアは中国にあまり集中してはならない。代わりに、カンボジアに興味があるインドネシアやインドとの直行便を目指すべきだ」と述べた。

 2017年、観光業の収益は前年比で13%増の36億ドル、外国人観光客560万人のうち、59%の330万人は空路による入国だった。また昨年、カンボジアには計731軒、3万9328部屋のホテルと、計2405軒、3万5228部屋のゲストハウスがあった。

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