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ユネスコ世界遺産委員会は、サンボ-・プレイ・クック遺跡群を世界遺産に登録した。クメールタイムズ紙が報じた。
文化芸術省の広報官は、「この遺跡群はカンボジアの評判に貢献し、国際的にも知られるだろう」と述べた。
サンボー・プレイ・クック遺跡群は、かつてチェンラ王国(真臘)の首都で、紀元前6世紀後半から7世紀初頭に作られた290の歴史的場所で構成されている。広さは25平方キロメートル、中心部と多くの寺院が壁に囲まれ、そのうち10個は東南アジア特有の八角形をしている。
また、敷地内の砂岩はアンコール時代の装飾を象徴し、サンバー・プレイ・クックのスタイルとして知られる。ここでの芸術や建築が、他の地域のモデルとなり、アンコール時代に特徴的なクメール様式の土台となった。
日本の早稲田大学の考古学チームは、20年以上にわたってモニュメント研究と修復に取り組んでおり、堀之内秀久カンボジア駐日大使は、「世界遺産となったことで、サンボー・プレイ・クック遺跡群の歴史的価値にさらに注意を払い、次世代に適切に保存されることを願っている」と祝福した。
カンボジアでは、1992年に登録されたアンコールワットと2008年のプレアヴィヒアの2つの寺院群が有形文化遺産として、 カンボジア王立バレエ団、クメールシャドウシアター(影絵劇)、チャペイダンヴェン(弦楽器)が無形文化遺産に登録されている。