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政府はバッタンバン州に地元市民やEU諸国など海外からの観光客を呼び込み、新たな観光スポットを目指し研究を行っている。クメールタイムズ紙は報じた。
バッタンバン州はカンボジア北西部に位置し、タイ国境と面している。州都バッタンバン市には、現在40軒のホテルやゲストハウスが立ち並び、地元市民と外国人にとって人気の観光地になりつつある。
観光省のタオン・コン大臣によると、バッタンバンをハンガリーの協力の元、宿泊施設の設置や交通手段の改善、旅行客への安全、旅行者が騙されないための仕組みといった部分を充実させ、シェムリアップの後に訪れる観光地として発展させる計画だという。
観光省の発表では、2016年カンボジアは前年から5%増の500万人の海外旅行客を受け入れ、30億ドルの収入(GDPの13%)をカンボジアにもたらし、62万人の雇用を創出(労働力全体の13%)した。
また、カンボジア政府は、シンガポールとともにアンコールワット以外のシェムリアップ州の他の地域に観光客を呼び込む計画があり、海外からの観光客をより長期間にカンボジアで滞在してもらうためのアクションプランを策定している。