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カンボジア政府と欧州特許庁(EPO)は先週、カンボジアにおいて特許と知的財産に関する意識向上を目指す新たな協定に調印し、連携を強化した。クメールタイムズが報じた。
カンボジア工業手工芸省とEPOは、ドイツ・ミュンヘンのEPO本部で協定に調印し、カンボジアが特許を管理する能力、特許や知的財産に関する文化を促進していくための能力を強化するとした。
協定の下、EPOの専門家が省職員を訓練することになっており、特に学術機関やビジネスにおける特許情報の有用性について理解を深めてもらうことに焦点が当てられる。
チョム・プラシット工業手工芸大臣は、この認証システムは外国投資を誘致するための長期戦略の一環であり、国のイノベーションを後押しする重要策であるとし、「すでにEPOから特許が付与されている発明を、カンボジアで直ちに認証し保護する近道となる」と述べた。
EPOによると、カンボジアは今年、現時点で85の特許申請を受けており、そのほとんどは外国企業からの申請である。2018年の申請は67件であった。