新華社通信は、国際通貨基金(IMF)が、カンボジアの経済成長率に関して2014年は7.2%、2015年は7.3%との予測を発表したと伝えた。
この経済成長率の予測は、縫製業、観光業、農業、建設業などに代表されるカンボジアの経済活動が活発な状況で推移していることによる。IMFの予測は、ADBの予測とほぼ同様だが、ADBの2014年は7%という予測よりも少し高めだ。
最近フン・セン首相は、今年の経済成長率は7%を超え、インフレ率は3-4%と低めに推移すると発言している。また、フン・セン首相は「最近、縫製業、観光業、建設業、そして農業は経済推進の柱となっているが、我々は発展のため他の分野にもより多く投資をしたい」と語っている。