カンボジア中央銀行(NBC)は、国内のリテール決済システムの近代化を図るため、韓国国際協力団(KOICA)を通じて韓国政府から800万ドルの支援を受ける。
NBCは、「韓国政府からの支援金は、国内リテール決済システムを近代化し、市場への対応や経済発展に寄与するために使われる。関連諸制度の制定や人材開発のサポートにもなる」との声明を発表した。また、両国と両国中央銀行間の関係をより強固にするともしている。
NBCのチア・セレイ総局長は、韓国のシステムは世界で最も進歩しているとした上で、「彼らから学び、カンボジアでも成功を再現したい。ASEAN経済共同体(AEC)で10カ国と貿易をするカンボジアにとって、国際水準に追いつくことが必要」と語った。
国内リテール決済システムは電子決済の安定・安全・効率の為の重要なインフラで、国際貿易決済のための必要条件だ。