(c)Phnom Penh Post
2011年に国内初の製油所建設を発表したカンボジア石油化学製品会社(Cambodia Petrochemical Company=CPC)が中国の国営石油会社(CNPC)と契約を締結した。製油所は2018年末までに完成予定で、毎年500万トンの原油を精製することが可能。CNPCは6億2000万ドルの製油所の土木工事と調達、及び建設初期を担当する。
「特にASEAN地域で、カンボジアが原油を輸出できる石油生産国になる良い機会だ」とCPCの役員は話す。
製油所はカンポット州に365ヘクタール、23億ドルで建設する予定。プロジェクトは、2013年に中国輸出入銀行から16.7億ドルの資金保証をされたにも関わらず、ほとんど進歩はないという。
プラントは、CPCと中国企業Sinomach、中国国営オートメーションコントロールシステム株式会社との合弁企業が行う。