(c)Phnom Penh Post
カンボジアの中堅・中小企業(SME)における2015年の観光産業の総収入が19億USDであったと、カンボジア中小企業協会連合会(FASMEC)が公表した。
FASMECのタン・ポア会長は、観光産業が中小企業の大きな支えになり、アグリツーリズム展やカンボジア製の注目商品を集めた海川祭り等のイベントが カンボジアの中小企業にとって大きな収益になると語る。
FASMECの最新の統計によると、タイ製品の輸入が減少した場合、カンボジア製品の生産が10%上昇し、総収入が23億USDに増加する。
プノンペンポスト紙によると、リリー食品産業のケオ・モン最高経営責任者は、展示会ではカンボジア製品に絞り、近隣諸国からの競合ブランドを除外すべきだと述べ、展示会は利益を得ることはもちろん、お客様に自社製品を宣伝するチャンスであり、国内製品に焦点を当てることは、私たち中小企業の更なる利益上昇にも繋がると付け加えている。
タオン・コン観光大臣は、観光客誘致のため観光省主催で中小企業製品を販売するイベントを準備しており、多くの旅行客がたくさんの商品を購入することで、多数の中小企業を助けになると述べた。