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  • 2016年2月25日
  • カンボジアニュース

「ザ・ベイ」開発会社がソック・バン氏との関係解消[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 プノンペンポスト紙によると、シンガポール証券取引所が2月23日、不祥事で有罪判決を受けたカンボジア不動産業界の大物ソック・バン氏と総事業費5億ドルの不動産開発プロジェクト「ザ・ベイ」を手掛けるシンガポール系不動産開発会社TEHOインターナショナルが合弁を解消し、TEHOインターナショナルが所有する総発行株式の51%にあたる510株を、ジュム・チャイリー副首相の娘で、かつフンセン首相の義理の娘であるジュム・チェイリン氏に譲渡されたと発表した。

 ソック・バン氏の辞任により、ジュム・チェイリン氏は昨年の8月に「ザ・ベイ」の開発ジョイントベンチャーの取締役に就任し指揮をとっていた。

 ソック・バン氏は、「ササ」の愛称で知られる元女性アナウンサーへの暴行により、先週、10か月間の執行猶予判決を受けており、また12月には、ECGカンボジア(マーケティングとPRを行うECG不動産の親会社/TEHOの完全子会社)のライセンスも失っている。

 同紙の取材に応じたセンチュリー21カンボジアのCEO、ケビン・グース氏は、「カンボジアではザ・ベイはソック・バン氏のコンドミニアムとして有名で、暴行事件はザ・ベイのイメージに傷をつけました。合弁の解消によって国内での売上を伸ばすと共にブランド回復に繋がるでしょう」と語っている。

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