村の家に太陽光発電パネルを設置する技術者 (c)KT
カンボジアでは、政府が電力料金の安定化と家庭や企業への十分な電力供給のために、カンボジア電力公社(EDC)に1億5000万ドルの補助金を提供している。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアは再生可能エネルギーへの投資を重視し、エネルギー効率の向上と持続可能な開発を促進するための「国家エネルギー効率政策2022-2030」を導入している。
カンボジア電力庁の報告書によると、カンボジアは現在、太陽光や水力、バイオマス、石炭、石油により国内で3464メガワットの電力を生成する能力があるが、現在の最高電力需要は約2400メガワットだ。
カンボジアは2022年までに電力の80%近くを生産し、ラオスやベトナム、タイなどの近隣諸国から購入した電力はわずか20%にとどまっている。
一部の国はすでに電気料金を値上げしているが、カンボジアはまだ電気料金を値上げしていない。