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カンボジア租税総局(GDT)は固定資産税等の納税を簡素化し、今後は専用のアプリで支払いを可能にする方針だ。クメールタイムズが報じた。
現在不動産などの納税はGDTの提携する銀行を経由して支払いが行われている。
GDTのコン・ヴィボル総局長は、「固定資産税が専用アプリを利用して支払いが可能となれば、銀行や支払い代行業者に足を運ぶ必要がなく、いつでもどこでも支払いが可能となる」と述べた。
GDTによると、現在固定資産税は不動産の評価額が2万4225ドル以上の不動産に対して課税されており、毎年資産価値に対して0.1%の税率で徴収されている。
またカンボジア政府は国の歳入の底上げを図るために、不動産や株式、外貨預金などに関して来年からキャピタルゲイン税の徴収を実施する予定であり、住宅売却に関しては売却益の20%が税率として適用される見込みだ。