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  • 2020年2月19日
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プノンペン郊外の低価格住宅、第1フェーズが年内完了 カンボジア[経済]

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(c)Khmer Times

 プノンペン郊外でカンボジア初の低価格住宅プロジェクトを手掛けるワールドブリッジホーム社の関係者によると、セレイモンクル・サテライトシティの第1フェーズは、早ければ今年末までに竣工する予定だ。現在、603戸が完成しており、さらに2457戸を建設する。

 第1フェーズは、約23ヘクタールの土地に総投資額約7300万ドルで建設される。すでに8割以上は売却済みで、購入者の30%以上が公務員。引き渡しは500~600戸単位で行われ、最初の引渡しは今年4月のクメール正月の前に行われる。

 このプロジェクトには、公園や庭園、緑地、市場、学校、病院が含まれ、場合によっては敷地内に公共バス停留所が設置されるほか、小規模の商業用地も確保されている。また、これらの仕様と品質は、今後の開発者にとって参考にされ、さらに多くの価値が付加されることが期待される。

 国土整備・都市化・建設省チア・ソパーラー大臣は、「公務員や退職した役人、労働者、新婚夫婦など、良質な住居を必要とする低所得者の人々を助けるだろう」と述べた。

 政府は2017年、低・中所得者の生活改善を目的に低価格住宅政策を策定し、低価格住宅の開発を奨励している。

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