(c)Khmer Times
教育・青少年・スポーツ省は学生にお金を要求する教師に対して厳格に対処する。クメールタイムズが報じた。
同省の広報官は10日、「学生に金銭を要求する教師の行為は、省の原則に沿っていない。生徒から金銭を受領する教師についての情報があれば、直接教えてほしい」と述べた。
匿名を希望したある保護者によると、教師は生徒や保護者から金銭を要求はしないが、感謝を示すためにお金を与えているといい、「私は娘の先生に月額10ドルを寄付しています。先生は私がいくらあげなければならないかとは言わなかったが、先生に細心の注意を払って娘の世話をしてほしいと思ったので、毎月お金をあげている」と話した。
カンボジア独立教員労働組合のオーク・チャヤウィ会長は、「このような慣行は近年あまり一般的ではなくなったが、両親と生徒は依然として校長や教師に金銭を渡すしている」と述べた。また、「教師は教育者としての倫理規範を破りたくないが、生活水準が低いため、生徒や親から金銭を取り続けることを余儀なくされている」と付け加えた。
教育・青少年・スポーツ省によると、公立学校の教師は月額300ドルから450ドルの収入を得ている。