(c)Khmer Times
2つの石炭火力発電所の建設計画が7日、閣議で承認された。クメールタイムズが報じた。
1つは、キット・メン会長率いるロイヤルグループとシノスチール・エクイップメント・アンド・エンジニアリング社の合弁会社によって、コッコン州ボトゥムサコール地区で開発するもので、2024年に総発電量700メガワットで運転開始予定。
もう1つは、ハンセンコールマインズ社によってバンテイ・メンチェイ州で開発するもので、2022年に265メガワットの総発電量で運転予定。この石炭火力発電所とシェムリアップ州のサブ発電所をつなぐ230キロボルトの送電線の設置も併せて承認された。
現在、カンボジアにはプレアシアヌーク州に2つ(CEL1とCIIDG Erdos Hongjun Electric Power)の石炭火力発電所があり、総発電量505メガワットを発電している。
CEL1は、50メガワットを発電する石炭火力発電ユニット2機で構成され、総発電量は100メガワット。CIIDG Erdos Hongjun Electric Powerは、135メガワットを発電する石炭火力発電ユニット3機で構成され、総発電量は405メガワット。
同州では、700メガワットを発電する別の石炭火力発電所の建設も昨年12月から開始されている。
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