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カンボジアの不動産会社Vトラストのレポートによると、カンボジアの不動産セクターは今年上半期、住宅・コンドミニアムの市場獲得により堅調な成長を遂げた。クメールタイムズが報じた。
2019年上半期、プノンペンでは82件の建設プロジェクトによる1万3900戸の建設が始まり、内訳は65%(9100戸)が住宅物件、21%(3000戸弱)が店舗物件であった。一方で建設が完了した物件は4600戸だった。また、建設が始まったプロジェクトのうちコンドミニアムは6600戸あり、建設が完了したコンドミニアムは6200戸だった。
Vトラストのリサーチダイレクター、ホム・セイハー氏は、「コンドミニアムの市場は、特に地元のバイヤーによる売上が伸び始めている」と述べた。
2019年上半期、プノンペンにおけるオフィス供給は63万8000平方メートルで、そのうちスタンドアロンオフィスが36%、大規模オフィスが29%、小規模オフィスが18%、中規模オフィスが17%を占めた。
カンボジア不動産協会会長のチレク・ソクニム氏は、「カンボジアの不動産セクターは次の5年、特にプノンペン、シアヌークビル、ケップ、カンポット、シェムリアップ、バッタンバン、コッコンで発展し続けるだろう」と述べた。