カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2019年10月29日
  • カンボジアニュース

2019年上半期の不動産、堅調な成長 カンボジア[経済]

news_201910291
(c)Khmer Times

 カンボジアの不動産会社Vトラストのレポートによると、カンボジアの不動産セクターは今年上半期、住宅・コンドミニアムの市場獲得により堅調な成長を遂げた。クメールタイムズが報じた。

 2019年上半期、プノンペンでは82件の建設プロジェクトによる1万3900戸の建設が始まり、内訳は65%(9100戸)が住宅物件、21%(3000戸弱)が店舗物件であった。一方で建設が完了した物件は4600戸だった。また、建設が始まったプロジェクトのうちコンドミニアムは6600戸あり、建設が完了したコンドミニアムは6200戸だった。

 Vトラストのリサーチダイレクター、ホム・セイハー氏は、「コンドミニアムの市場は、特に地元のバイヤーによる売上が伸び始めている」と述べた。

 2019年上半期、プノンペンにおけるオフィス供給は63万8000平方メートルで、そのうちスタンドアロンオフィスが36%、大規模オフィスが29%、小規模オフィスが18%、中規模オフィスが17%を占めた。

 カンボジア不動産協会会長のチレク・ソクニム氏は、「カンボジアの不動産セクターは次の5年、特にプノンペン、シアヌークビルケップカンポットシェムリアップバッタンバンコッコンで発展し続けるだろう」と述べた。

関連記事
経済
プノンペン住宅市場、都市化の進展で国内需要が急増[経済]
(22日)
経済
第3四半期に小規模ビジネスローン増加も、不動産市場は冷え込み[経済]
(01日)
政治
シアヌークビルの未完成建物問題、政府の支援策に期待も解決は未だ[政治]
(10月30日)
経済
カンボジア、鉄鋼輸入が59%増加―建設・不動産市場の回復は本物か[経済]
(09月24日)
社会
プノンペンのボレイ・ピプープ・トメイ購入者、家の差し押さえは不当と主張、首相に解決を要求[社会]
(23日)
経済
シハヌークビルの未完成建物に10億ドルの投資が必要[経済]
(09月26日)
あわせて読みたい
特集
注目すべき卓越した2つの物件、カサ・バイ・メリディアンとスカイラー・バイ・メリディアンに迫る
特集
注目のコンドミニアム、カーサ・バイ・メリディアンについて迫る
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 vol.3
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 2/2
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 1/2
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース