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  • 2019年6月4日
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電力供給を強化、フン・セン首相「来年は停電は無い」 カンボジア[社会]

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(c)Khmer Times

 フン・セン首相は3日、政府が電力供給を強化したことにより、来年は電力不足に直面しないと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 乾季前には、水力発電所から1日あたり1400メガワットを生産していたものの、乾季に入ってからの数ヶ月間は、100から200メガワットしか供給できなかった。水力発電所は6月2日の時点で、600メガワットを生産できるまで回復した。

 政府は、当面の電力不足を近隣諸国からの輸入で賄いつつ、水力発電所への依存を減らすため、太陽光発電所だけでなく石炭火力発電所やディーゼル発電所の建設も行う。

 国内で稼働中の3つの石炭火力発電所は、それぞれ1日に370メガワットの電力を生産することができるが、さらに130メガワットの電力を追加供給できる火力発電所を建設するほか、カンダール州には400メガワットのディーゼル発電所を建設する。

 また、今年10月までにフィンランドとドイツから、2台の200メガワットの発電機を購入し、突然の電力不足にも対処するという。

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