(c)Phnom Penh Post
国連人口活動基金(UNFPA)は11日、カンボジアにおける出産時の妊産婦死亡率が大幅に減少したにもかかわらず、依然として平均的には高いと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
2019年の世界人口統計によると、妊産婦死亡率は1994年の10万人の出産のうち900人から今日では170人に減少し、避妊普及率は2000年の19%から2014年には39%に増加した。
避妊普及率は、2014年に国内平均で39%、市内で33%、田舎で40%だが、UNFPAはこの数字を低いと見なした。
UNFPAの責任者は、「女性が避妊を要求する権利をもたなければ、自己のスキルや教育を生かす機会がなくなる」と述べた。
保健省の担当部署の責任者は、「出産死亡率をさらに下げるための努力が行われている」と述べ、「UNFPAと協力して若い人々のための健康教育に協力している。分娩中の危険性を自覚し、母子の健康を維持するための検査を受ける必要がある」と付け加えた。