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カンボジア高等教育協会(Cambodian Higher Education Association=CHEA)は、2013年に始まった教育省による一連の改革により、教育部門の腐敗はほぼ完全に根絶されたと主張した。クメールタイムズ紙が報じた。
同協会のヘン・ワンダ会長は、「ハン・チュオンナロン教育大臣のおかげで、部門内の腐敗が90%減少した」と述べ、「教師や学校職員の待遇が改善されたので、彼らは副業をする必要がもはやない。教育者の清廉であれば汚職は無くなる」と付け加えた。
国民議会は2018年11月、2019年の教育予算に9億1500万ドルを承認し、前年の8億4800万ドルに比べ増加した。
ハン教育大臣は、「教育予算の80%が教員の給与など教育部門で雇用されている者たちへ向けられている」と述べ、教師の最低給与は月あたり285ドルから292ドルに引き上げられ、4月には300ドルまで再度引き上げられる見込みだ。
カンボジア独立教員協会(Cambodian Independent Teacher’s Association=CITA)のオーク・チャヤウィ会長は、「私たちの国の教育は以前よりも良くなっているが、贈収賄はまだ続いている。ダウンタウンの何人かの教職員はまだ学生からお金を得ている」と語った。