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国連開発計画(UNDP)は14日、「カンボジアは廃棄物発生のスピードが高まっているという圧力に直面しているため、できるだけ早く無駄のない循環型経済への移行を開始すべきだ」と述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
UNDPのカントリーダイレクターは、「資源効率の改善と再生可能エネルギーの採用の促進が、同国の将来にとって重要である。循環型経済は、廃棄物をエネルギーに転換するという観点から、新たな経済的価値を生み出すことができる」と述べた。
UNDPによれば、循環経済とは、廃棄されるのではなく、生産された資材がクローズドシステムで再利用され、貴重な資源としてリサイクルされるシステムである。
環境省によると、地方の埋立地における廃棄物処理は、2004年の31.8万トンから昨年の150万トンと大幅に増加した。プノンペンなどの大都市では毎日2300トンの廃棄物が発生している。