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観光省によると、今年のクメール正月中、昨年同期比23%増となる約520万人が国内旅行を行い、ほとんどがシェムリアップ州のアンコール・サンクランタ・フェスティバルに集まったという。クメールタイムズ紙が報じた。
報告書によると、旅行者数のうち約510万人がカンボジア人で、約9万人が外国人観光客。国別では、アンコールワットのあるシェムリアップが最も人気で国内外合わせて約184万人が訪れ、シアヌークビル、カンポット州、ケップ州、コッコン州などの沿岸地域では、国内外約50万人の観光客が訪れた。また、エコツーリズムとして有名な北東部のクラチェ州、モンドルキリ州、ラタナキリ州、ストゥントレン州は、約27万人だった。一方、プノンペンでは、地方への旅行が活発で、170万を超える人口が一時的に10分の1となっている。
カンボジア旅行代理店協会(CATA)のチャイ・シブリン会長は、「魅力的な観光商品の開発により、人々は海外旅行よりも地元に目を向けている。しかし、観光地に残ったゴミは依然として問題で、公務員や専門家は、観光地を清潔に保つよう協力を呼び掛けるべきた」と話し、カンボジア国家観光連盟のホ・バンディ事務総長も、観光地化の敵としてゴミ問題を一番に挙げた。