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政府の指導者たちは、カンボジアの経済成長と社会開発について女性による貢献を強調した。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は、第107回国際女性デーの式典で、「女性は地方経済において不可欠であり、同国政府はジェンダーの差を縮める努力を続けている」と述べた。
首相は、「我々は平等を促進する取り組みをしている。例えば、2016年、カンボジアは男女平等に関するランキングで144カ国のうち112位であったが、昨年は99位にあがった。今後も女性の仕事を促進するための活動を継続する」と述べた。
観光省のタオン・コン大臣は、「観光部門における女性の役割を見過ごしたり軽視したりしてはならない」と述べ、「現在、宿泊施設や娯楽サービスを含む観光部門の労働力の60%が女性であり、経済発展に大きく貢献していることが強く示されている」と加えた。
郵便電気通信省の国務長官は、技術産業で役割を果たす女性の少なさを嘆き、「これまで、この分野で働くカンボジアの女性は、非常に創造的で有能であるにもかかわらず、非常に少数しかいなかった。参加を促すために、女性を対象としたプログラムを増やす必要がある」と語った。
一方、カンボジア縫製業協会(GMAC)は、衣料品産業の従業員の約90%が女性であるとし、「この分野で働く女性は、国家経済を促進し、国の貧困を減らすために役立つ英雄的な女性とみなされている」と述べた。