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公安警察官の予算支出は昨年、反デモ活動など軍の訓練が増えたことを理由に増額している。クメールタイムズ紙が報じた。
14日に発行された内務省の年次報告によると、公安警察官の予算支出は2016年に比べて2017年に約16%増加している。
2016年には約2億7560万ドルが費やされ、2017年には約3億1330万ドルに増加。政府は昨年、総額1051万ドルを計上し、3190人の警察官を支援した。また、予算の約22%(322万ドル)が反デモ活動に費やされた。
社会的責任の問題に対して取り組む非営利団体ANSA-EAPの代表は、「平和的に抗議する人々を断罪する警察官の予算を増やすよりも、貧しい人々や土地の紛争に苦しんでいる人たちにもっと支出するほうが良いだろう。政府は、人々の安全を確保するための設備が不足している農村警察官に、より多くの資金を送るべきだ」と述べている。
今月初めに発表された報告書によれば、2017年のデモ、ストライキ、抗議は1760件で、2016年に比べて162件の増加している。