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2月22日、トランスペアレンシー・インターナショナルが発表した、世界の腐敗認識指数において、カンボジアは180カ国中161位にランク付けされた。
これは公共の汚職レベルに基づき国をランク付けするもので、カンボジアは、昨年からランキングを5位下げ、アジア太平洋地域でも下位、ASEAN加盟国では3年連続最下位に位置付けた。
一方、ASEAN加盟国の最高位はシンガポールの6位。ミャンマー、ラオスは、それぞれ130位と135位となった。その他、米国は16位、日本は20位、韓国は51位、北朝鮮は171位だった
報告書によると、報道機関や非政府組織(NGO)に対する保護が少ない国は、腐敗率も悪い傾向があるといい、カンボジアは救国党の解散だけでなく、NGOへの圧力の高まりや多数の独立メディアの閉鎖など、政府の厳しい取り締まりが挙げられた。