(c)Phnom Penh Post
カンボジア電気通信規制機関(Telecommunication Regulator of Cambodia=TRC)は、以前は「疑わしい」「不公平」と非難していた低コストのモバイル取引について、使用者らが恩恵を受けているとして認めた。プノンペンポスト紙が報じた。
TRCは、モバイルネットワーク事業者間の「価格戦争」に介入する意思は無いと説明した。
TRCの広報官は、「ある事業者が市場を支配し、独占的にリードしている場合は介入を図る」と述べつつも、現在はコントロールされておりすべての事業者が収益を上げて事業を運営できているとした。
またこれまで、通信事業者が提供するインターネットサービスの低コスト化は、決済サービス、金融サービス、電子商取引、オンラインショッピングなどの分野にとって有益だったことを認めた。
一方で同氏は、価格競争によるサービス品質の低下を懸念し、混乱を生むようなプロモーションを避け、サービスの質を維持するよう警告した。