(c)Phnom Penh Post
工業手工芸省は、中小企業の登録を促進するため、来年初めより地方政府に対し事業を登録の権限を付与する方針だ。プノンペンポスト紙が報じた。
同省の広報官は、登録の迅速化と事業運営の効率化への期待を述べるとともに、多くの中小企業が意図的に政府への登録を避けていることに懸念を表明した。
工業手工芸省は、およそ10万の中小企業がカンボジアにあると推測しているものの、同省の報告によると、今年11月末までに政府に登録された中小企業は221社に過ぎず、合計で3万9362社であったという。
カンボジア中小企業協会連合会のタン・ポア会長は、地方分権化を評価しながらも、政府による中小企業政策は不十分だと指摘している。